牛乳びんってどんなびん?
みなさんも知っているようにガラスで出来ています。
3R活動にも役立っています。
- ガラス製なので何回も再資源化できます。
- 回収使用ができるので、環境にやさしいです。
- 他の容器と違い落としたり乱暴に扱うと割れてしまいます。
牛乳びんの材料は?
基本的な材料はカレット、珪砂、石灰石、ソーダ灰を1500~1600℃で溶かしてガラスの素地を作ります。空びんを細かく砕いたカレットが主原料と言いえるほど多く使われています。
牛乳びんはどうやって作るの?
口部径の大きい牛乳びんはプレスアンドブロー成形で作られます。
切り分けられたガラス(コブ)は、ガラスびんを成形する*ISマシン(自動製瓶機)に投入されます。粗型でプレスされ大まかな形(パリソン)になり、仕上型でエアブローされ、びんの形に整えられます。
成形されたガラスびんは歪みが残らないよう徐冷炉にて常温になるまで時間をかけて冷やされます。
できたびんは各種検査に合格した後、印刷などの加工がされ、出荷されます。
*考案者のIngleとSmithの頭文字を取ってつけられたそうです。
牛乳びんの線について
牛乳びんはプレスアンドブロー成形で作られますが、その際金型の合わさる部分の線が現れます。目立つこともありますが、丸みを帯びているため問題なくご使用いただけます。