乳牛
酪農家が、牛を育て、牛の健康を守り、安全でおいしい牛乳ができるように努力しています。
牧場で生まれたメスの牛は2年半ほどでミルクを出す母牛として活躍するようになります。
搾乳
牧場の乳牛からミルカー(搾乳機)を使って乳しぼりをします。
一頭の牛さんからは1日におよそ20~30ℓの生乳が作られます。
毎日朝夕の1日2回行われます。
しぼった生乳はタンクローリーが来るまでタンク(バルククーラー)に冷温貯蔵します。
集乳
各地の牧場からタンクローリーで生乳を工場へ運びます。
受乳
工場へ届いた生乳を検査して基準に合格したものだけを受け入れます。
清浄化
クライファイヤー(遠心分離機)で生乳を回転させてゴミやホコリを取り除きます。
均質化
そのままでは分離してしまう(生乳の表面に浮いてきて生クリームの層ができます)脂肪分をホモゲナイザーで細かくなめらかに均質化します。
殺菌
生乳の中には様々な菌が入っています。高温に加熱することで菌を退治します。
加熱後、すぐに冷やして貯乳タンクに一時的に保管します。
充填
出来上がった牛乳を機械で容器につめていきます。
検査
充填された牛乳は出荷前に検査します。
出荷
検査に合格した牛乳は工場から10℃以下の温度に保たれた冷蔵車でお店や学校に届きます。